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上方落語関係の〇〇について探求してみます
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吉本百年物語 上演中!

チケットぴあ

ということで関連する本をひっぱり出して読んでみた。

その前に、吉本興業関連の本は多いと思うのですが、なんとなく有名そうなやつ、
花のれん 1958年1月号から1958年6月号まで中央公論社の月刊誌「中央公論」に連載され、同年6月に同社から単行本が刊行された。1961年に新潮文庫版が刊行された(2005年には新装版が刊行されている)。第39回直木賞を受賞している。


1959年に映画化されたようで、出演は淡島千景、森繁久彌、花菱アチャコなどで製作配給は東宝。たまにCSでも放送されてるみたいです。


他にも昭和35年、昭和41年、平成7年とテレビドラマでも放映されたみたいですが、もちろん見たことありません。かろうじて平成7年版は正月だったので見たかもしれませんが全く覚えてない。

そして、私、上記小説も映画も所持してないので、もう10年以上読んでない本をひっぱり出して読んでみた。
まず一冊目、


「女興行師 吉本せい―浪花演芸史譚」これは文庫にもなったんですね。私が持ってるのは昭和62年の初版(当時1100円)。

帯には桂米朝師匠の推薦文もあります。
「横堀川」「花のれん」その他、何度も劇化された吉本せい、演芸王国ヨシモトを築きあげた女傑……。そんなに古い話でもないのに、ドラマがそのまま実話とされたり、虚実さまざまな伝承がある。本書は長い年月をかけて、多分に偶像視されたこの人の実像に迫る。この伝記は、芸能誌であると共に、大正昭和の世相史の貴重な資料でもある。



この本を初めて読んだとき、うっすらと聞いていた、大正昭和戦前までヨシモトは関東でも手広く寄席興行を行っていた、など昭和50年代から演芸に興味を持った自分にとってはあまりにも身近すぎてあまり気にしたことのなかった吉本興業の歴史を確認できたりして、いまも手放さずに持ってるのですが。
序章 家庭
一  第二文藝館
二  桂春団治と安来節
三  万歳と小市民
四  エンタツ・アチャコ
五  落語との決別
六  崩壊
終章 南区心斎橋二丁目
と、目次をみているだけでも、終章が心斎橋二丁目となってますて、これは二丁目劇場のあった吉本ビルのこと。が、この本には二丁目劇場に関する記載はなく、二丁目劇場のオープンが1986年の昭和61年だから、本の発行とかぶってたので記載されなかったのか、理由はわかりませんけど。  私の世代としては本来「心斎橋二丁目劇場」がストライクゾーンなはずなのですが、小学生の頃からウロウロしていたので、二丁目劇場よりもその前の「南海ホール」の方が何度も遊びに行って馴染みがあったもんで印象深いのです。

なんば花月が閉館してNGKができた昭和62年のこけら落とし特別興行で「アメリカン・バラエティ」と銘打ったタップダンスのバラエティショーをやり出した時に一瞬びっくりしたのですが、戦前のヨシモトの興行内容を考えると特に不思議でもなく、成程なぁ、と思ったりしたもんです。

昭和62年11月のプログラム

昼の部
漫才 ダウンタウン、今いくよ・くるよ、横山やすし・西川きよし
落語 桂三枝
色物 中国北京雑技団

夜の部
特別興行 「アメリカン・バラエティー・バング」 
出演:ヒントン・バトル(タップダンサー)




さて、もう一冊は1981年(昭和56年)の「笑芸人生劇場―花月亭九里丸伝」この本も絶版なんですね。



装丁はこんな感じ、



著者の和多田勝さんはイラストレーターとしても有名でしたが、祖父が五代目笑福亭松鶴、叔父が六代目笑福亭松鶴、ご自身も高校生までは「笑福亭小つる」として子役の噺家として活躍してはった方。たまにラジオやテレビの演芸解説してはりました。

この本は漫談家の花月亭九里さんの伝記なのですが、屋号に「花月」とついてるくらいですからヨシモトとの縁も深いわけです。

戦前は花菱アチャコさんと並び創業者の吉本泰三さんに見出された芸人さん。

このあたりは同書の「花月亭拝命」に詳しい。また「関東大震災」や「大阪大空襲」の際の状況も「女興行師 吉本せい」とこの「笑芸人生劇場―花月亭九里丸伝」を読みあわせたりするとなんだか詳細に伝わって来るような気がします。

そして三冊目、昭和63年発売の「小説 吉本興業」



あらあら、これも絶版のようで・・・この作者の難波利三さんには「てんのじ村」という名著もあります。

こちらの装丁はこんな感じ、



このイラストも和多田勝さん。 これは「小説」と銘打ってますが、かなりドキュメンタリー。昭和63年発売なので、漫才ブームやNGKオープンまで網羅していて後半などは、私もリアルタイムで体感してたりするのでかなりオモシロイ。久しぶりにひっぱり出しましたけど、オモロイ本です。

わりと昭和に入ってからも克明で、戦後、ヨシモトが演芸からちょっと引いてたあたりから再度演芸界に進出しようと切磋琢磨する模様やその努力が効して昭和40年代に人気者を多数世間に送り出すあたりなどはやはりドキュメント。そしてその当時のスタッフの中心八田さんや中頓さんなども登場。

漫才ブーム前のあたりからは私も小学生ながらよく花月に遊びに行ってたのでもうリアルタイムで覗いてました。(うちのおばあちゃんがいつも株主優待券くれたんでよく行ってたんですよ)。


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