ここ数年いろんなフォーマットで落語アーカイブスが入手できるようになりましたので、ボチボチ購入して確認マイウェイな感じです。 今年2012年1月10日付けで表題のシリーズがまた発売されましたので購入(税込1190円ですから買いやすい)。
今回のお目当ては桂小文治さん、三遊亭百生さん。全席初CD化とのこと。
桂小文治「尻餅」昭和32年12月20日 ラジオ京都ほか「極楽演芸会」:64歳の時の録音のようです。
出囃子が「十二月」なのと、受け囃子(太鼓で受けてないので東京式)が何故か「石段」。。 と、いうことでこの音源は昔、日本コロムビアからLPレコードのセットで発売されてた「落語名演大全集」に収録されてたものと同じことが判明。「もちつき」という題名で収録されてた、し、同セットには「蜆売り」も収録。(GE3000番台のLPレコードBOXセット)
三遊亭百生「宿替え」は文化放送のライブラリー音源から。13分46秒
解説には、
放送日の記録がない。 百生の「宿替え」は昭和32年12月13日、36年12月22日、38年5月26日、計3回の放送記録があるが、そのいずれかは特定できなかった
とのこと。 自分の持ってるのは、 <昭和38年05月29日04 中之島ABCホール 第25回上方落語をきく会>のものと、 アポロンからのカセットテープやポニーキャニオンからリリースされていたLP2枚もの(ほとんど文化放送の音源、たまにNHK)
今回のは、この第3集(F-4017~18)に収録されてるのと同じみたいですね。 飄々とした語り口が心地よいですね。先日亡くなった立川談志さんも評価していた。戦後の東京で明治~昭和初期までにとうとうと流れる大阪落語を繋いだ稀有な存在だと思います。
第25回上方落語をきく会の音源は約20分で今回の音源よりもちょっと詳しく演じてるようです。
落語ファン倶楽部 VOL.9購入感想でも思いましたが、大阪より東京の方の方がなじみがあるようですね(昭和39年に亡くなられてますから)。
追:↑の時は未購入だったのですが、現在購入したので、
ベスト落語・二代目三遊亭百生・日本コロムビア
・皿屋敷 不明 13:56
・池田の猪買い 文化放送有楽町ビデオホールライブ 13:32 (※アポロンカセットと同じか?)
・夢八 不明 14:31
↑のような感じ。
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