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上方落語関係の〇〇について探求してみます
こんにちわ、うーーーん、っと、特に事情があってのことではありませんが、
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桂米朝 米寿記念 米朝一門夏祭り その1 淀の鯉・一文笛 平成24年8月1日のつづき。。。




8月2日に予定されてる二日目について。

地獄八景米朝一門の戯れ
8/2(木)18:30

【演目/出演者】
東の旅・煮売屋 二乗
天狗裁き 宗助
親子酒 雀三郎
化物つかい 南光
中入
リレー落語 地獄八景亡者戯
 塩鯛・米團治・文我・吉弥


【料金】
S席¥5000/A席¥4500/全席指定
ということで「地獄八景」で米朝一門が戯れます。
もちろんこの日の目玉は「地獄八景」のリレー落語。これまで何度か今回の各演者さんの「地獄」を聴くことができましたが、みなさんそれぞれ独自の工夫をされてるようで、誰がどのパートを担当するのか楽しみですね。

 塩鯛さんのは都丸時代の平成18年02月21日 肥後橋北京料理徐園 第30回桂都丸の落語を聞く会
 米団治さんは小米朝時代の平成20年09月30日 ほたるまちABCホール さよなら小米朝・最後の落語会
 文我さんのはCD平成10年02月28日 三重県伊勢市すし久「みそか寄席」 桂文我上方落語選 その2(約55分)
 吉弥さんは平成18年12月 天満天神繁盛亭 新お仕事です MBS茶屋町寄席


 これまでに聴いたり録音を持っているのは↑こんな感じですかね。「地獄八景」は米朝一門のまさしく伝承芸的な印象もあります(もちろん時代によってアップデート)。

   ところで、ふと思い出しましたが、
「地獄」を米朝一門で初めて手掛けられたのは故・枝雀さん。
昭和57年10月04日から四日間、当時のサンケイホールでの独演会。
手水廻し 桂雀々
胴斬り 桂べかこ(現・南光)
地獄八景亡者戯 桂枝雀
中入
植木屋娘 桂枝雀


 この時ホントに行きたかったのですが、チケットは当時子供の自分にはなかなか手が出ないし・・チラシを眺めて諦めることにしてました。。。が、数日後、どこかのラジオ局でオンエアされまして(OBCラジオ大阪かMBSだったと思うのですが完全に忘れてます)。その時に「地獄」を前篇・後篇のように分けて演じたことを知ったのです。(たしか初日は通して演じた、という話も聞いたような気がするのですが、かなり記憶が朦朧)。

 この公演の音源は当時2枚組のLPレコードとして発売されまして、






 なかなかCD化されませんでしたが、後にめでたくCD「枝雀大全」に収録されました。  



昭和57年10月6日・7日収録 サンケイホール 桂枝雀独演会
地獄八景亡者戯 
・前編 約31分・後編 約43分

 枝雀さんは翌年の朝日放送「枝雀寄席」でも「地獄」を演じ、その時の映像はDVD版の「枝雀大全」に収録されました。



昭和58年09月25日収録 ABCホール 枝雀寄席
地獄八景亡者戯 
・前編 約29分・後編 約42分

 枝雀さん自身も「桂枝雀のらくご案内」で、



六十以外の持ちネタの部分で「地獄」について触れてます。
 まず何と申しましても「地獄八景亡者戯」でございます。ここだけの話ですが、私はあまりこの噺をすきでなかったのです。いわゆる知的なおもしろさだけで一時間以上も聞かせるてなことうちの師匠なりゃこそできることだと思っていました。それを演らせていだくことになりまして、知的なアイデアのおもしろさに挑戦させてもらい、今までの渡しの守備範囲にはなかった経験をさせていただきました。それと、この噺を演らしてもらってから、少々長いネタでも驚かなくなりました。一時間半かかりますからね、私の「地獄」は。今までは「宿屋仇」とか「瘤弁慶」てな長い噺をやる前にあった「しんどいやろなァ」という不安感がなくなりました。なんせ長編ですから、どこでも演るというわけにはいきませんが、せいぜい高座にかけさせてもらって、行く行くは自分のものにしたいと思っています。 


 そして、同じ時期に、というか、枝雀さんより半年ほど前に、米朝一門以外で「地獄八景」を手掛けた人がいました。枝雀さんのライバルだった先代の桂春蝶さん。昭和57年4月7日に今は亡き堂島の毎日ホールにおける「第5回春蝶独演会」で。当時の私はこの会もチラシを眺めるだけでしたが。。。

 さらに、翌、昭和58年には桂三枝さんが「地獄八景」を手掛けます。
昭和58年5月22日 「第1回桂三枝の熱闘ひとり会」
地獄八景亡者戯 1時間40分

 翌年にPHP研究所から発売された書籍「三枝の熱闘ひとり会―落語と笑いと人生と」に「饅頭怖い」「寝床」「地獄八景亡者の戯れ」の3席を収録。



↑は正直あまり記憶にないのですが、この時期三枝さんは枝雀さんとテレビ番組もやってたし二人会もよくやってた記憶があります。まだ新作と古典両方手掛けていた時期でしたが、先日日経新聞の連載を見ていたら、

腹をくくって83年、古典に終止符を打つことにした。最後に手がけるなら、挑戦しがいのある長尺がいい。上方落語の大ネタ「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」にした。~
古典として最後に手掛けた「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」は1時間前後かかる上方落語の大ネタ。~
これを演じるにあたり、私は自分なりに現代社会への風刺を利かせ、時事性ギャグを盛り込みながら1時間40分の長尺にした。1983年5月22日、「熱闘ひとり会」で演じた。

後日、新聞に掲載された批評には「時事性、今日性を生かすセンスが投入され」とか「自身が考えた工夫を加えた『三枝の地獄八景』として完成」など、おおむね好意的な文言が踊った。気持ちよく古典落語に終止符を打つことができた。これで創作落語に打ち込める。


「地獄」が三枝さんのある意味リセットであり新しいスタートのポイントであったのかもしれませんね。

そういえば、たしかこのぐらいの時期、春風亭小朝さんも手掛けてた記憶があります。

 そして米朝一門では吉朝さんが、昭和61年4月20日京都府立文化芸術会館での「米朝一門会」で「地獄」を初披露。

昼の部 桂米朝一門会
たけのこ 桂米平
代脈 桂雀松
へっつい幽霊 桂朝丸(現・ざこば)
景清 桂千朝
中入り
法華坊主 桂米朝
地獄八景亡者戯 桂吉朝

夜の部 第16回桂米朝独演会
桃太郎 桂米左
風の神送り 桂米朝
近眼の煮売屋 桂米朝
中入り
手品指南 桂朝太郎
天狗さばき 桂米朝
 


※この時の「法華坊主」と「近眼の煮売屋」は米朝珍品集に収録されました。



 吉朝さんの「地獄八景」は平成9年1月27日和歌山県民文化会館小ホールでの録音が現在でも手に入りますね。


これ↑は約1時間15分。

 その他、平成3年10月19日の「米朝一門若手奮闘会(朝日生命ホール)」で収録された「桂吉朝たっぷり一席(MBS毎日放送)」での「地獄」(約1時間10分)。

 そして、約10年後の平成12年11月11日の「朝日放送創立50周年記念第100回上方落語をきく会」第3部で吉朝さんの「地獄」。これは旧・ABCホールにて約1時間20分。明けての正月にオンエアされ、この時たまたま関西の実家に帰ってたので必死で録音したのを覚えています。

 そういえば、同じ平成12年の9月「桂吉朝独演会」で、東京公演・大阪公演があって、東京公演で「地獄八景」が出てたのですが、大阪に帰る用事もあったのと、米朝師匠も見たいし、吉朝さんの「本能寺」を見たくて大阪公演に出かけ、中入り後ギリギリ間に合ったことを思い出しました。。



 そして、平成14年5月27日には桂雀々さんも噺家生活25周年記念の「雀々まつり~桂雀々とゆかいな仲間たち~」(大阪松竹座)で「地獄」を演じました。この時の模様は関西テレビで放送されました(約1時間10分)。
桂雀々噺家二十五周年記念「雀々まつり」
道頓堀松竹座
ごあいさつ 桂雀々・関純子(関西テレビアナウンサー)
とびいりトーク タージン
漫才 太平サブロー・桂雀々
音楽ショウ 横山ホットブラザーズ
ゲストとうだうだ 桂ざこば・やしきたかじん・桂雀々
中入り
桂雀々一代記 (スライド解説)桂南光
落語「地獄八景亡者戯」 桂雀々

 ちなみに↑この公演は東京・名古屋でも行われて、東京公演のゲストは山下達郎さん。

同年8月には桂文珍さんも手がけ
他に、聞いたことないんですが、桂雀三郎さん、林家染丸さんも演りはるそうです。
米団治さんは小米朝時代の結構前からやってる記憶があります(昔の独演会の案内状がどこかに行ってしまい時期を特定できず。。。。。

地獄八景米朝一門の戯れ
8/2(木)18:30

【演目/出演者】
東の旅・煮売屋 二乗
天狗裁き 宗助
親子酒 雀三郎
化物つかい 南光
中入
リレー落語 地獄八景亡者戯
 塩鯛・米團治・文我・吉弥

【料金】
S席¥5000/A席¥4500/全席指定

 つづく。。。。(たぶん。。。。)
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