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上方落語関係の〇〇について探求してみます
こんにちわ、うーーーん、っと、特に事情があってのことではありませんが、
    現在↓「新 上方落語の○○」↓で更新しております。 修正・加筆しております。よかったら見てみてください。    現在↑「新 上方落語の○○」↑で更新しております。よかったら見てみてください。
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先日、米朝事務所からDMが届いていた。

8月恒例の一門会。が、久しぶりに日程がいつもより多い! 
しかも、 なんと4公演S席通し券には「桂米朝特製冊子(CD,DVD付)」が付くそうです! <S席4日間同席で20,000円> と、いうわけで、内容もよさそうだし久々に通しで参戦したい気分!(平成7年の一門会に通しで参加して以来!)
う~~ん、行きたい! しかし弐萬円かぁ・・しばらく悩みます!
内容の方は、
米朝落語伝承の会 8/1(水)14:00
【演目/出演者】
東の旅・発端 吉の丞
皿屋敷 南光
淀の鯉(桂米朝作) 米團治
一文笛(桂米朝作) ざこば
中入
米朝よもやま噺[米朝編]
 米朝・ざこば・南光・米團治・聞き手-中井雅之
【料金】S席¥5000/A席4500/全席指定
初日は「米朝落語伝承の会」ということで、米朝師匠作の噺を含め米団治系統の噺、特集という感じ。
「東の旅」は初日の「発端」~二日目の「煮売屋」~四日目の「七度狐」と、日をまたいでリレー形式のようですね。
 特に「発端」に関してはもはや米朝一門でしか聞けないのではないのかしら。昔から京都の金毘羅さんの勉強会でもだいたい一番に出るお弟子さんが小拍子と叩きでカチャカチャとやってはりました。
一番最近では平成7年金毘羅さんでの吉弥さんのを聴いて以来行ってないので私はもう17年も金毘羅さんの勉強会には行ってないことになりますね。
 米朝師匠もたまに小拍子と叩きで発端部分を演じていて、現在入手できる音源では、昭和51年4月25日 京都府立文化芸術会館で収録された「軽業」冒頭で発端部分を演じています(約31分)<LP ※後にCD-BOX化>。東芝EMIからのアナログには他にも発端を収録してるのがあるのですが、長くなるのでまた今度。


もひとつ入手可能なのは、ABC朝日放送のライブラリーからの↓


↑に収録されてる、「東の旅発端から七度狐まで」昭和48年6月12日 高島屋ホール 第50回上方落語をきく会(約1時間)
非常に珍しいことに出囃子は「石段」です。

「皿屋敷」は米団治直系ネタであり米朝師の故郷姫路が舞台になってるからセレクトされたのでしょうか。

 
↑桂南光「皿屋敷」 平成19年1月3日 ヒルトン大阪桜の間「新春吉例桂米朝一門会」にて収録

「淀の鯉(桂米朝作)」は米朝師が落語家になる以前に作ったものだそうで、私は聞いたことがありません。一門では他に九雀さん、吉坊さんが演じるようです。※<作・中川清(米朝師の本名)、補・正岡容>

同じく中川清名義では、元・桂小春団治(後の花柳芳兵衛・当時林龍男)に提供した、昭和21年NHK大阪でのラジオ放送用の新作落語「莨道成寺」というのもありまして。最初これと勘違いして「淀の鯉」の速記(原稿?)を探してたのですが見つからず、結局は「桂米朝集成・第一集」に収録された「莨道成寺」を見て勘違いに気付くまで結構時間がかかりました。。。。


 ↑莨道成寺(「新演藝」第九 光友社 昭和23年4月5日発行より)収録

「一文笛(桂米朝作)」はもはや古典の域にある名作ですね。 この作品に関しても「米朝集成・第一集」に逸話が収録されています。
 米朝「あれね、NHKが世話をしましてね。新作の会というのを大阪ミナミの自安寺で発表会のようなことをやっていました。(略)試演会みたいなことをね。露の五郎なんかも熱心に来てましたけどな。「一文笛」はそこで演ったんが最初ですわ。だから普通のお客やないわけですけどね。(略)昭和30年代ですな。露の五郎が「西遊記」を出したんかなぁ。(略)そこでもきっちり演ったのか、演らなかったのかは覚えてませんけれども、あらましのところをちょっと演って、「サゲはこういうサゲ」という感じでね。
 そうしたら、皆が、「よう出来てる」とかなんとか、いろいろ誉められたりもしたんやけれども、それから間なしにどこかで演りました。」

↑対談 噺の復活と創作 (桂米朝 織田正吉) ~平成16年7月28日~

 
 創元社の米朝落語全集第二巻の「一文笛」の解説には、
 この話の前半は、実は昔からある趣向で、田村西男氏(田村秋子さんの父君)に「文楽」という著書があり、明治時代の落語家桂文楽の珍談逸話を集めたものですが、その冒頭に主人公がこれと同様の被害に遭うはなしが載っています。ところが、同様の趣向が浪曲や講談の「仕立屋銀次」の中になるのです。そこで私もこの前半に使わせてもらいました。 このはなし、後半ができてそれだけではちょっとさびしいのでいろいろ考えていたのですが、この前半の件ろがついて面白くなりました。笑いの乏しい内容ですから、マクラとこの導入部とでせいぜい笑いを稼いで明るくして行かねば、かえってあとが締まらないものです。


と、あります。

  「一文笛」は「桂米朝集成」年表によると昭和36年、米朝師匠36歳の折に初演したそうです。そして2年後の昭和38年に「一文笛」の口演で、昭和三十八年度(第18回)文化庁芸術祭文部大臣奨励賞を受賞。
 また、昭和55年3月にも、「一文笛」「地獄八景亡者戯」の話芸が評価されて、54年度芸術選奨文部大臣賞を受賞。


 昭和42年11月にはテイチクレコードからLP「桂米朝・一文笛/はてなの茶碗」発売(スタジオ録音 teichiku NL2251)」。
↑に収録されている「一文笛」は約19分で、出囃子は「せり」 枕に二代目円歌さんの逸話(固有名詞は出さずに)。「三ぼう」ネタはなしで、スッと本筋に入ります。
 この音源は未だCD化されず。1995年にカップリングだった「はてなの茶碗」だけCD化されました (テイチク「再発見・ニッポンの音/芸(2)上方芸の達人たち」)。


 米朝師匠の「一文笛」はその後、 東芝EMI からのライブ盤「上方落語大全集」に昭和48年2月13日 福岡少年文化会館のもの(約27分)。<LP ※後にCD-BOX化>


サンケイ企画からの米朝十八番の限定LP BOXに収録された昭和52年7月18日 サンケイホールのもの(約28分) 。<LP ※未CD化>
 上記、2つの録音時期はまだ昭和なので枕に「三ぼう」ネタを振ってから本題に入ってます。

そして、MBSでの「特選!! 米朝落語全集」での平成2年9月18日 コスモ証券ホール(約24分)。<CD LD DVD>


 ↑平成になってからなので「三ぼう」ネタはなしで、盗人の枕を振ってから本題へ。

その後、「“吉朝に聞いてくれ”百年目・事件」も記憶に刻まれた平成14年4月29日東京歌舞伎座「桂米朝 最後の歌舞伎座独演会」でのトリネタとしての「一文笛」(約28分)NHKでの放送を録画しており今もたまに聞きます。
この時は枕で様々な小噺を振って、そのまま「三ぼう」の小噺を披露。


と、ついつい長くなってしまいますが、
今回は桂ざこばさんによる「一文笛」 初演時には舞台で大泣きしてしまった、という逸話は有名。


↑「桂ざこば独演会その3」に収録されてる「一文笛」は平成8年11月17日 和歌山県高野口産業文化会館 での録音。約10分のオモロ~枕から本題へ(約33分)
現在,人情ものを語らせたらこの人の右に出る噺家はいないと断言しよう。いつまで経っても立て板に水,とはならないのがまた個性。詰まりながらも客の心をぐっと掴まえて離さない,そんな芸がざこばの真骨頂だ。「一文笛」でほろりとこない人はいまい。
 
↑この「CDジャーナル」のレビューはなかなか鋭い。いつまで経っても立て板に水,とはならないのがまた個性←このフレーズは朝丸時代を知らないと出てこない。,,,と一瞬思いましたが、私の読み間違い!いつまで経っても立て板に水,とはならない←いやいや、昔は高速で立て板に水だったっすよ。知らんなぁ~~当時の朝丸を!

昔も今もライブ感が楽しいざこばさんの高座を楽しみに、、、、通しチケットどうするか考えます。。。。
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